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Infoblox

2025/04/28 更新

 

対象者 教職員
URL

https://dns.shibaura-it.ac.jp

ガイド

1. ネームサーバーについて

2. Infobloxの操作方法

 2-1. Infobloxへのログイン方法

 2-2. Infobloxからのログアウト方法

 2-3. 登録状況の表示

 2-4. コンピューターの登録

 2-5. 登録情報の編集

 2-6. 登録情報の削除

 2-7. 別名情報(CNAME)を登録する

 2-8. DHCPアドレスプールについて

3. 学生に権限を与える

 

1.ネームサーバーについて

 インターネットの世界では、通信をする際の接続先は人が認識しやすいように文字の名前(FQDNといいます)が使用されております。例えば本学ホームページのURL「http://www.shibaura-it.ac.jp」の場合は、www.shibaura-it.ac.jpが名前(FQDN)になります。ところが実際にコンピュータが通信をする際は、名前ではなくIPアドレスと呼ばれる数字の値が使用されます。これは通信するデータを中継するネットワーク機器が、IPアドレスを使って処理をするためです。ですので、通信をする際は名前をIPアドレスに変換する必要があります。名前とIPアドレスの変換システムをDNS(ドメイン・ネーム・システム)といい、DNSのサーバをDNSサーバ(ネームサーバ)といいます。研究室に接続されているコンピュータはIPアドレスから名前が認識できるようネームサーバに登録してください。

 2018/10/5より、登録システムが、Infobloxに変更になります。Infobloxでは、DHCP機能を有効にすることで、端末へのIPアドレスの自動割り当てが可能になり、研究室ネットワークへのコンピュータ接続が便利になります。これまで http://ctrl.shibaura-it.ac.jp のWebページで管理していたコンピュータ登録は、今後はInfoblox Grid ManagerというWebインターフェイスに変更となります。


2. Infobloxの操作方法

infobloxは学内ネットワークに接続された端末から、Webブラウザを使用してアクセスできます。


2-1.Inforbloxへのログイン方法

  1. 学内ネットワークに接続されたコンピュータからWebブラウザーを起動し、以下のURLへアクセスします。
    https://dns.shibaura-it.ac.jp/
  2. 学情IDと学情Windows/ADFSパスワードを入力し、「Login」ボタンを押します。
    ログイン名には@sicを付ける必要はありません。
     学生がログインするには、教員の許可設定が必要です。設定方法は「2-9.学生に設定権限を与える」をご覧ください


2-2.Inforbloxからのログアウト方法

  1. 画面右上の「ログイン名」(赤枠)をクリックし、「Logout」をクリックします。


  2. 「Yes」をクリックするとInfobloxからログアウトできます。

2-3.登録状況の表示

  1. 「Data Managemant」タブを押します。


  2. 対象の研究室ドメイン名の「IPアドレス」をクリックします。
    通常1つですが、複数のドメインを管理されている場合は複数表示されます。


  3. IPアドレスの登録状況が表示されます。

     IPアドレス1つが1つので表示され、登録状況が色分けされて表示されます。


    (拡大図)


  4. 登録できる範囲はIPアドレス末尾の数値が16~127になります。


2-4.コンピューターの登録

  1. 登録状況(「3.登録状況を表示する」を参照し)のページを表示し、次の①~④の順にクリックします。
    ①ホスト名の登録の無いをクリックします。
    ②「▼」をクリックします。
    ③「Host」をクリックします。
    ④「New Host」をクリックします。


  2. 次の①~⑥の順に情報を入力します。
    ①「Select Zone」ボタンをクリックして、対象の研究室ドメイン名をクリックします。
    管理するドメインが複数ある場合は、ドメインの選択画面が表示されます。
    ②登録するコンピュータの名前を入力します。
    ③選択したIPアドレスをチェックします。
    ④登録するコンピュータの「MAC Address」を入力します。
    ⑤DHCPのチェックを入れます。(DHCPサービススタート時に使用できるようにです)
    ⑥「Sace & Close」ボタンをクリックします。


  3. ネームサーバーへの登録ができました。
    ※すべてのサーバへ反映されるには2時間程度かかる場合があります。

2-5.登録情報の編集

  1. 登録状況(「3.登録状況を表示する」を参照し)のページを表示し、登録情報を編集します。
    ①編集するIPアドレスの「」をクリックします。
    ②「Open」をクリックします。


    ③編集するコンピュータ名をチェックします。
    ④「Edit」ボタンをクリックします。


    ⑤「Name(コンピュータ名)」「Mac Address」を編集できます。編集後「Save & Close」ボタンをクリックします。


  2. 情報を編集することができました。赤枠のIPアドレスをクリックすると登録状況のページに戻ります。

2-6.登録情報の削除

  1. 登録状況(「3.登録状況を表示する」を参照し)のページを表示し、登録情報を削除します。
    ①削除するIPアドレスの「」をクリックします。
    ②「Open」をクリックします。


    ③削除するコンピュータ名をチェックします。
    ④「Delete」ボタンをクリックします。


    ⑤「Yes」ボタンをクリックします。


  2. 削除できました。赤枠のIPアドレスをクリックすると登録状況のページに戻ります。


2-7.別名情報(CNAME)を登録する

  1. 登録状況(「3.登録状況を表示する」を参照し)のページを表示し、、①~⑩の手順で別名を登録します。
    ①「DNS」をクリックします。


    ②対象の研究室ドメイン名を選びチェックします。


    ③別名を付けたいホスト名を選びチェックします。
    ④「▼」をクリックします。
    ⑤「Record」をクリックします。
    ⑥「CNAME Record」をクリックします。


    ⑦「Alias」枠に 別名 を入力します。
    ⑧「Canonical Name」枠に 元のコンピュータ(ホスト)名を入力します。
    ⑨「Save & Close」をクリックします。

2-8.DHCPアドレスプールについて

DHCPアドレスプールとは、IPアドレスをホストに固定に割り当てるのではなく、研究室で有線ネットワークを一時的に使用する場合などに便利です。

IPアドレスの末尾201~232がDHCPアドレスプールとしてすでに登録してあるるので、有効にすることで活用できます。

  1. 接続するコンピュータのネットワーク設定は自動取得にします。

    Windowsの場合

    「コントロール パネル」「ネットワークとインターネット」「ネットワークと共有センター」「アダプターの変更」「イーサーネット」「プロパティ」「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」「プロパティ」


    MacOSの場合

    「アップルメニュー」「システム環境設定...」「ネットワーク」


  2. 登録状況(「3.登録状況を表示する」を参照し)のページを表示し、①~⑤の順にクリックします。
    ①「Go to DHCP View」をクリックします。
    ②予め用意されているIPアドレスの末尾201~232の「」をチェックします。
    ③「Edit」をクリックします。
    ④Disable for DHCPの「」のチェックを外します。
    ⑤「Save&Close」をクリックします。

  3. これでDHCPアドレスプールが使用できるようになります。

3.学生に権限を与える

Infobloxへアクセスする権限は教員のみに与えられていますが、研究室のネットワークを学生に管理させたい場合は権限を付与することができます。

SIT Stationサイトの「Talent」で「科目の担当教員グループにTAを追加する」と同じ方法で登録します。

その際、追加するグループ名は 「dns-教員の学情ID」です。

SIT StationのURL https://station.sic.shibaura-it.ac.jp/
科目の担当教員グループにTAを追加する(マニュアル) 科目の担当教員グループにTAを追加する
学生を追加するグループ名 dns-教員の学情ID

  DNSグループは、教員が編集できるグループ郡の一番下にあります。
  ※下図参照