2026/10/14 【注意喚起】レジデンシャルプロキシによるPC・スマートフォン等の不正利用について
近年、PCやスマートフォン、家庭用ブロードバンドルーター、IoT機器などが、利用者の知らないうちに第三者の通信を中継する「レジデンシャルプロキシ」として悪用される事例が確認されています。
レジデンシャルプロキシとは、一般家庭などのインターネット回線を利用して、第三者の通信を中継する仕組みです。
自分の機器がレジデンシャルプロキシとして悪用されると、第三者によるインターネットへのアクセスやサイバー攻撃などが、自分の機器やインターネット回線を経由して行われてしまうおそれがあります。
特に最近では、レジデンシャルプロキシをサイバー犯罪に悪用する事例が問題となっています。
■ PCやスマートフォンへのインストールについて
レジデンシャルプロキシとして動作するソフトウェアは「プロキシウェア」と呼ばれます。
プロキシウェアは、フリーソフトウェアなどに同梱され、利用者が十分に認識しないままインストールされる場合があります。
実際に、無料の動画ダウンロードソフトや動画再生ソフトなどのインストールに伴い、プロキシウェアが導入される事例も確認されています。
提供元が不明なソフトウェアやアプリのインストールには、十分ご注意ください。
■ Windowsでの確認方法
Windowsをご利用の場合は、以下のフォルダーに「Infatica P2B」などの名前のフォルダーが存在しないかご確認ください。
C:\Program Files
C:\Program Files (x86)
また、Windowsの「設定」からインストール済みのアプリについてもご確認ください。
なお、プロキシウェアは上記以外の場所や異なる名前でインストールされている場合もあり、該当するフォルダーが見つからなくても、安全であるとは限りません。
■ 被害を防ぐための対策
提供元が不明なソフトウェアやアプリを安易にインストールしない。
フリーソフトウェアのインストール時には、追加されるソフトウェアや利用規約を確認する。
PCやスマートフォン、家庭用ルーター、IoT機器のOSやファームウェアを最新の状態に保つ。
心当たりのないソフトウェアがインストールされていないか確認する。
不審なソフトウェアが見つかった場合は、利用を停止し、安全性をご確認ください。大学が管理する端末については、情報イノベーション課にご相談ください。
ご自身の機器やインターネット回線が犯罪などに悪用されることを防ぐため、十分にご注意くださいますようお願いいたします。
■ 参考情報
家庭用IoT機器を悪用するレジデンシャルプロキシ(警視庁)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/cyber/notes/iot.html
レジデンシャルプロキシ対策(警察庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/what-we-do/alliance.html